匠(@takumilog)です。
そもそも安全靴って何ですか?
って感じの方もいらっしゃると思うので簡単に。
安全靴とはつま先に固いガードが入っている靴のことをさします。
工事現場の作業なんかで重いもので足をつぶしてしまわない為のいわば足のヘルメットみたいなものです。
そして僕は職人なので安全靴も履きます。
しかしこの安全靴。つま先のガードが鉄製で重かったり、足を曲げた時にガードが足に当たったりと結構曲者です。
そんな中彗星のごとく現れた救世主が!!
なんとその靴はスポーツシューズでは大変有名なあのアシックスが製造しているのです。
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『アシックス ウィンジョブ33L』
いやーおしゃれすぎるというかもはや少し派手なくらい!
でも結構僕のいる職人の業界っておしゃれな方多くて作業着一つにしてもその人のスタイルとかテーマがあったりします。
ゴリゴリの職人風から70’sな感じのアメリカンスタイルまで結構幅広い感じ。
だから足元もこんくらいカラフルでも実はあまり目立ちません。
っていうか普通に安全靴に見えないよね!
普段履きできそうなくらいスニーカー感でてるよね。
JSAAの規格に合格
そんなスニーカールックですが性能はマジな安全靴です。
当然ですがつま先には先芯(ガード)が入っているので固いです。
そしてプロテクティブスニーカー規格にも合格しているのです。
プロテクティブスニーカー規格とは?
(公社)日本保安用品協会(JSAA)が定める規格の安全基準に合格した、つま先保護先芯入りの作業靴です。
との事。
なんでも先芯には強化ガラス繊維入りの樹脂を使用しているのでめっちゃ固いんですが鉄じゃないので驚くほどの軽さを実現しています。
かかとに衝撃緩衝材『αGEL』を採用
何と言っても履き心地が抜群にいい。
履いた瞬間のクッション性が『さすがアシックス!』といった感じ。
なぜならかかとには『αGEL(アルファゲル)』という衝撃緩衝材を使用しているのです。
この素材にピンときた方、そうです。
これはアシックスがスポーツシューズに使ってきたあの”アルファゲル”なんです。
ちゃんとGELのマークがついています。
僕は学生時代バスケットボールシューズ(バッシュ)でアルファゲルを使用したアシックス ゲルバーストというシリーズを好んで使っていました。
驚きのグリップ力
バッシュはグリップ性能が命です。
いかに体育館で滑らないかが勝負なのですがゲルバーストは今まで履いた中で一番滑らないバッシュでした。
その血を引き継いでいるのかこのウィンジョブもソールのグリップ性能がかなり高く、これもスポーツシューズメーカーで培った技術とノウハウが生きています。。感動!!
ほら、パターンが角張ってて滑らなそうでしょ?滑らないんですよ!!
角度のある場所(屋根とか)でも滑らないです!
衝撃吸収に加え耐滑との表記まで!
安全靴最大の課題『屈曲性』
そして安全靴の一番の課題だった屈曲性。
相性が悪い安全靴は先芯が足に当たったりしてとても履けたものじゃありません。
しかしこのウィンジョブは絶妙な位置に先芯を配置しているのでまずあたる事はありません。
そして靴もよく曲がるようにできているのでしゃがんでもつま先立ちになっても全然問題なし。
かなり曲がるでしょ?コレでも先芯入ってるんですよ!
中敷を取ると靴の中のちょうど母指のあたりにスリットが3本くらい入っています。
このスリットによってこんだけ曲がるんですね。
(写真じゃ写らなかったのでのせてません)
履いてみた(レビュー)
実は今回ご紹介したのは2代目で少し前から履いてたんです。
ほんとは黒ですよー!汚れちゃって白くなってるだけです。(汚くてサーセン)
これはマジックテープでべりべり止めるタイプです。
でも基本構造は同じです。
これは限定色みたいで今は売っていないんですな(優越感)
でも結構現場で履いている人多いかも笑
しかしこれ本当に安全靴である事を忘れてしまいます。
とにかく『軽くて疲れない』これに尽きます。
まだ足に重いものを落とした事はないので先芯の性能はわかりませんが(怖くて試せません)
コレは一度履いたら普通の作業靴には戻れません。
そんなこんなでもう一足欲しくなり、新たに買い足した訳です。
もはやこれはアシックスが起こした安全靴革命と言えるでしょう。
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