匠(@takumilog)です。
横浜市民ならお馴染みの『崎陽軒』
実は崎陽軒って全国的にはあんまり知名度がないんだとか。
横浜育ちのハマっ子である僕からすれば考え難い事実です。
FMYOKOHAMAではしょっちゅうCM流してるのに。(1日聞いてます)
そんなハマっ子の僕が今回は崎陽軒の大定番『シウマイ弁当』を徹底解説したいと思います。
『崎陽軒 シウマイ弁当』
これぞ横浜市民のほっとする定番。
実はこの紐がかかっているのは横浜工場から出荷されているものしかないんだとか。
他の工場からのものは紐がかかっていないそうです。
ちなみに紐は一つ一つ手でかけているという高コスト。
今まで気にしたことなかったけど確かにこの紐がなきゃなんか嫌だ!!
そう思う人も多いのを知っているのか崎陽軒のポリシーなのかコストをかけてまで手でかけているのはすごい。
この美しい結び目。
職人技です。
紐をとって紙を取るとこんな感じ。
この箸がまた短いんだけどなんかそれがいいっていうか。
崎陽軒食ってるなーって感じになるのよね。
おしぼりちっちゃくて可愛いです。
ちなみにこのシウマイ弁当の容器や蓋はなんとエゾマツやアカマツといった天然木なんです。
超贅沢。
なぜこのお弁当箱が木なのかは後ほど。
開封!
うーん!これこれ!!
なんかこのレイアウト、落ち着きます。
まずは何から行きましょうか。
どれからいっても美味しいけどやっぱり最初はこいつから行きましょう。
冷めても美味い『シウマイ』
まずは醤油をかけちゃいましょう。
次にからしをつけちゃいます。
いただきます!
うんめーーーー!!!
これだよこれ!!
崎陽軒のシウマイは何と言っても『冷めても美味い』なんです。
冷めても肉の臭さが出ないようにホタテの貝柱を使っているのです。
確かに崎陽軒のシウマイって少し海鮮っぽいかんじするよね。
小粒で一口で食べれるのもいい。
蒸気炊飯方式採用『ごはん』
なんとこのごはん。
蒸気で炊いてるんですって。
いや、そもそも米って蒸気で炊けるんかい!!って感じですよね。
でもそうすることによってモチモチ感がアップするそうなんです。
確かにもち米みたいに粘り気があります。
さらにごはんを美味しくする『おひつ効果』
しかしこれがさらにごはんを美味しくしているんだそうです。
普通のお弁当の蓋って大体プラスチックじゃないですか。
あれだと蓋に水分がついてて開けるときに米にかかっちゃいますよね。
木にすると木が適度に湿気を調節するのでいわゆる『おひつ効果』が生まれるのです。
こうすることによってごはんに水もかからないし冷めても美味しいんですね。
うん!もっちりしててうまい!
隠れファン多し『筍煮』
中にはコレ目当てでシウマイ弁当買ってるんじゃないかって人もいるくらい人気の『筍煮』
しかもこれ嬉しいのが結構な量入ってるんだよね。
大きくサイの目に切ってあるから歯ごたえもしっかりあって食感が楽しい。
シンプルな味付けで素材の旨みを存分に堪能できます。
ボリッボリッボリ!
うまし。。。
ここでは脇役『鶏の唐揚げ』
シウマイ弁当だけどやっぱ唐揚げだって食べたい!!
なんておかず盛りだくさんなお弁当なんでしょう。
ちゃんとみんな大好き唐揚げも入れてくれています。
でもこの唐揚げ、あんまり主張しすぎないんですよ。
からあげからあげしてないというか。
唐揚げのくせにかなりアッサリしています。
でもお肉は柔らかくて美味しい。
シウマイ弁当なだけあってこいつは主役ではないのをわかっているというか、わきまえているというか。
名脇役です。
弁当界のレギュラーメンバー『卵焼き』
もうね、見ての通りです。
いや、どうみたってうまそうでしょ。
うまいんです。
極力素材の良さを生かしているというか。
甘すぎずしょっぱすぎずの絶妙な感じ。
なにせ食感が最高です。
『ふわっ』って本当に聞こえるよ!マジで!
醤油とからしが合う!『かまぼこ』
『THE かまぼこ』です。
これがまた醤油とからしがあうんですよ!
適当な箸休めとでもいいましょうか。
意外といい仕事してると思うんです。
筍煮に続く人気者『マグロの照り焼き』
『実はシウマイ弁当ってタンパク質の宝庫じゃね?』
ってくらい肉多めです。
なんとこいつは贅沢にマグロです。
魚と鶏肉の間といいますか。
まさにシーチキン。
でもこの塩気の効いた味付けがさらにごはんがすすみます。
ごはんのお供『紅生姜&昆布』
ここに紅生姜持ってくるってチョイスが半端ないです。
紅生姜大好きな僕的にはもっと入れて欲しいくらい。
この昆布も濃いめの味付けでごはんがとまりません。
弁当界のシャトーブリアン!『梅干しが置いてあった所のごはん』
いや、梅干しも当然うまいんですけどね、どんな弁当でもそうだけどこの『梅干しがおいてあったところ』のごはんってクッソうまくね?
この少ししょっぱくなったごはんは『すぐには作れない&少ししかできない』という点では一頭の牛から600gしか取れないシャトーブリアンに近い価値を感じます。
うん、うまい。
あっという間に最後の一口、、
ああ、惜しいけどここまできてしまった。
一思いにいただきたいと思います。
パクパクっ!
うんまい。。
あぁ、横浜市民でよかった。。
実はデザート付き!?『あんず』
実はね、崎陽軒のシウマイ弁当。
あんずがついてます。
僕は最初に蓋に避難させる派なので食後まで蓋に取っておきました。
これを最初に食べて『なかったことに』する人もいるそうです。
うーん、食べ方いろいろ。
最後のお口直しにパクっ!
ちょっと駄菓子屋の『すもも』を思い出すような酸味と甘み。
さっぱりします。
まとめ
いやー本当に崎陽軒のシウマイ弁当は落ち着きます。
安定感というか、ホーム感というか。
そしてわざわざお弁当箱を天然木にしてこんなにおかずが入って1000円でお釣りがくる駅弁が全国にどれだけあるでしょうか。
駅弁界の中でも地元に愛される『スーパースター』です。
ハマっ子としても胸を張って『横浜名物!』と言える一品。
全国の皆様、横浜にお立ち寄りの際は『家系ラーメン&崎陽軒のシウマイ弁当』を是非食べてみてください!!
虜になっちゃいますよ?
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