匠(@takumilog)です。
堅パンって知ってますか?
中2男子が狂ったように肩にパンチしあう『肩パン』じゃないですよ?
北九州の名物なんですって。
知らなかった。
なんでもめっちゃくそ固いらしい。
堅パンで調べると『歯が折れるかと思った』的なワードがいっぱい出てきます。
今回は堅パンを頂いたので早速食べてみました。
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『くろがね堅パン』
なんかこの昭和的デザイン、たまらないです。
『大変堅い』って。
そうだよね。堅パンだもんね。
でもコーヒーとか牛乳に浸すと柔らかく食べれるとのこと。
原材料は超シンプルに小麦粉、砂糖、加糖練乳、膨張剤のみです。
うーん、シンプル。
ルーツは官営八幡製鐵所
大正末期からあるんですって。
最近世界遺産に登録されたあの有名な官営八幡製鐵所が元々カロリー補給の意味で従業員の為に作ったものだとか。
ちなみにカロリーは1枚108Kcalと結構あります。
しかしこのふるさとの安らぎとはなんでしょうか。気になります。
乾燥していると割れるんですって!
すごいね。
賞味期限は乾パンより短い?
今が2015年の11月ですので1年半くらいは持っちゃう感じですね。
もはや非常食レベル。
それでもすごいけど乾パンは脱酸素剤なんかも入ってるからか3年とか5年とか持ったりします。
これも缶詰とかに入れたらめっちゃ持つんだろうね。
水分ほぼ皆無だろうし。
意外と重いので測ってみたら5枚入りで144gありました。
144g。。
ピンとこないですよね。
僕もピンと来ませんでした。
ただ伝えたいのは見た目以上に重いということです。
開封!
本当に割れてるー!!
なんと、5枚中5枚全てが見事に真ん中から真っ二つに割れていました。
パッカーンって感じです。
本来ならこんな感じでしょうか。
だいたい大きさは名刺1枚分くらい。
厚みはカントリーマアムくらいです。
なんか戻す前の油揚げみたいな断面ですね。
詰まってる感じがします。
お皿に落とした時の音が完全に石です。
実食!
僕はそんなに堅いのは弱くないと思います。
なぜなら子供の頃から沖縄名物『いちゃがりがり』を食べて育ちましたからね。
いちゃがりがりとは?
沖縄の一部でしか売られていない細切りのするめを分厚い衣で揚げた油菓子。
衣が9割を占め、中からほっそーいするめがコンニチワする。
衣がめちゃくそ堅いがうまい。
さあ、では早速気合を入れて勢いよくいきましょう。
カツッ!?
え?!ビクともしないんですけど。うそでしょ?こわ。
そもそも前歯では無理だこれは。
犬歯と奥歯でうまいこと齧り付きたいと思います。
パッキイイーーーン!!
え?なに今の音。。
痛い。。
あ、やばいわこれ。いちゃがりがりより堅い。
食べ物の硬さではないわ。
歯折れたかと思ったわ。
ギリギリセーフだったけど。
でもね、びっくりなのが
ふるさとの安らぎを感じる。
意味不明かもしれない。
でもね、すんごい優しい味です。
そしてどこかで食べたことある味。
そばぼうろとかわかります?
お花みたいな形で輪っかになってるお菓子。
あんな感じですよ。
ほんのり甘いんだけどしつこくない感じ。
でもね、クソ堅い。
あんまり堅いので牛乳に浸してみた
なんかビジュアルは最高です。
しかしあんなに堅いものが浸すだけで柔らかくなるんですかね?
あんまり待つのは面倒なので1分くらいにしときます。
いただきます!
パクっ!
なにこれうめええ!!!
めっちゃ牛乳合うんですけど!!
こんなに牛乳合う食べ物シリアル以来出会ったことないよ!
てかまるでシリアル!!
すんげー柔らかくなってるしでもでも硬さはそれなりに残してて何より味が最高にうまい!!
素朴な甘さが牛乳によって何倍にもなって広がるよ。
箸でこそぐとこんなに柔らかいです。
あの硬さはどこへ行ったのってくらい柔らかい。
やばい、牛乳浸しやばいよこれ。
まとめ
結論から言うとね、
堅すぎる。
堅いのも美味しいけど歯が痛いよこれ。
歯通り越して耳の奥が痛いです。
でもね、牛乳浸しは反則ですわ。
クッソうまい。
堅いのを牛乳で柔らかくして食べるなんて負けた気分とかつまらない意地は捨ててください。
もったいないです。
この堅パンは牛乳があって初めて完成するといってもいいんじゃないでしょうか?
ぜひ堅パンを食べる際には牛乳のご用意を。
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