匠(@takumilog)です。
9月1日は『防災の日』という事で、今回は災害時に役に立つ非常食を食べてみました。
非常食といっても水とカンパンじゃありません。
最近の非常食はかなり進化しています。
なんせ電気もガスも使わず調理道具なしで熱々のモノが食べれるんですから。
ただそれはそれで普段作らないので非常時の訓練として実際に作ってみました。
SPONSORED LINK
『レスキューフーズ 一食ボックス カレーライス byホリカフーズ』
そうなんです。
でもこいつのすごい所は、この一箱に調理から食事までに必要なモノ全てが入っているのです。
もうミリメシとかレーションとか呼ばれる類ですね。
日本災害食学会認定品
ちなみにこの一食ボックスシリーズはカレーの他に牛丼とシチュー&ライスもあるそうですが3食が2015年7月21日に日本災害食学会により認定された立派な災害食なのです。
賞味期限は3年!
3年は保存がきくそうです。
すごいね。マジで非常食です。
開封!
すげえ!こんなに入ってんのかよ!
カレー、ご飯、紙ナフキン、れんげ、そしてこれらの調理に必要な発熱剤&発熱溶液&調理袋です。
箱の裏に作り方は書いてあります。
発熱剤を使って調理だなんて未だやったことがありません。
しっかり読んで作ってみます。
調理開始!
まずはこの2つを用意します。
この左側の発熱剤は開けると中にカイロみたいなものが入っているのでこれを付属の袋に入れます。
こんな感じ。
そしてこの中にカレーとごはんをパックのまま入れます。
このまま箱にセットします。
この時、箱の下には断熱段ボールが入っているのでこれは取り出してはいけません。
この段ボールが底に来るようにしてその上にカレーたちを入れましょう。
これでひとまず準備OKです。
発熱溶液を入れて加熱
ただ発熱溶液といってもこれ実は水とpH調整剤だけでできているのでほぼ水です。
ちなみに発熱剤はアルミニウムだそうで反応させて発熱って感じなんですね。
こぼさないように、、
おお!すげえ!
入れた瞬間じゅわああ!!って音を立てて蒸気が出てきた!
すぐに袋のチャックを閉めます。
チャックを閉めてもちゃんと穴が空いているのでここから蒸気が逃げます。
なんか泡立ってきた。。
20分間蒸気が出続ける
20分間蒸気が出た後さらにそこから10分蒸らしてできあがりだそうです。
20分計って待ちます。
あ、一応断熱入ってるとはいえ家なので鍋敷きを敷きました。
いやーしかしね、
蒸気がハンパない。
写真で伝わるでしょうか。
結構蒸気すごいです。
目の前でボッコボコいって蒸気を上げているのはなかなか怖いです。
これ、当然ですが調理中は箱も超熱くなっているのでヤケド注意です。
20分経ったら10分蒸らす
ここから10分間蒸らして完成です。
あ、この状態でも熱いので油断しちゃいけません。
10分経ったら付属の紙ナフキンを使用して注意しながら取り出してください。
結構マジで熱いです。
発熱剤はしばらく熱いので危なくない所に置いて冷ましましょう。
温度が十分に下がったらカイロと同じ扱いで廃棄してくださいとの事。
まあよく冷ませって事です。
盛り付けていきますよ!
盛り付けにコツあり
説明書きには盛り付けにコツがあると書いてあります。
ごはんにそのままカレーかけたら溢れるそうです。(それもどうなの)
なのでごはんを端に寄せてください。
これを、、
付属のレンゲを使って端に寄せます。
結構ごはん入ってます。
200gなんで一般的な茶碗一杯分です。
ちなみにこのごはんの容器はアルミっぽい感じでなんかちょっとかっこいいです。
しっかり寄せたらカレーを空けたスペースに流し込みましょう。
完成!
結構寄せたつもりなのにかなりギリギリで溢れる寸前です。
具もそれなりにゴロゴロ入っています。
何より匂いがいい!
実食!
さあ、いただきます。
パクっ!
熱い!
熱いぞ!!
普通にルーが熱いぞ!
そしてうまい!!
非常食にしてはルーもイケる本格派。
肉が角切りでおいしい。
最後まであったかい!
ごちそうさまでした!
まとめ
もうこれ保存食の域を超えていらっしゃいます。
災害時で電気やガスが使えない状況とかでこんなあったかい食事が取れる事はすごい事だと思います。
いや、実際に非常食が必要な状況をまだ僕は経験した事はありませんが、その状況になったらあったかい食事って多分すごいありがたみが大きいと思うんですよね。
日頃から防災の意識を高めて非常食の備蓄もしておかないとと改めて考えた1日でした。
皆さんも1年に1回、防災の日に改めて身の回りの防災について見直してみてはいかがでしょうか。
コメントを残す